上越
湯沢の岩原スキー場上部の飯士山、登るコースは幾つかありますが今回は「チャレンジ南コース」です。ススキ野原とワラビの広がるゲレンデを登った先にはクサリ場やトラロープの急登が続きます。大汗をかきながら登りついた頂上からは360度の上越の山々の眺望が広がっていました。
出来れば積雪期や初夏の花の季節にも訪れてみたい山です。

ブナ立尾根、鳥帽子、野口五郎、水晶、赤牛、読売新道修行の旅
9/14七倉山荘に前泊、9/15は曇り気味の中、ブナ立尾根を軽快に詰め、鳥帽子小屋へ。鳥帽子小屋から、鎖場を経て烏帽子岳へ。ガスで展望は得られず。翌日の好天を期待。夕食はカレー。翌日(9/16)の朝食はおにぎり弁当とし、払暁とともに、野口五郎岳へ向け出発。天気は上々、景色を楽しんだ。その後水晶小屋へ。谷の向こうに水晶小屋が見えるがなかなか到着しない。水晶小屋では到着後力汁を食し翌日に備え昼寝。夕食はまたもやカレー。9/17は愈々メインの読売新道へ向け、朝食をおにぎり弁当に変え、気合の3:30のブラックスタート。水晶岳山頂は真っ暗。仲間に助けられヘッデンを頼りに岩場を登りました。赤牛岳へは、岩場の稜線、穏やかな稜線の繰り返し。それでも赤牛岳では快晴の下、360度の絶景を楽しみ疲れが吹き飛びました。奥黒部ヒュッテへは苔むした滑りやすい岩、木の根の修行のような下りを満喫しました。奥黒部ヒュッテの夕食も何と!カレー三連発。翌日も平の渡し6:20発に間に合わせるべく3:30の気合のスタート。丸太の梯子や階段をいくつも下り、登り、そして黒部ダムへ。観光放水の歓迎を受けました。

乾徳山国師ケ原
30年振りの探訪に久闊を詫び臨時バスで200名山乾徳山へ。今回は同行者が熱中症気味で避難小屋のある国師ケ原で引き返しました。
小屋は内装とトイレがリフォームされ綺麗です。水は錦昌水のみ。登山口バス停そばにあるヤギカフェに立ち寄り、美人の湯塩山温泉の老舗旅館で汗を流し、沢屋推奨のトンカツ屋でお腹を膨らませ、ダイヤ乱れる中央東線で帰京しました。

フジアザミの群生に会いに〈富士山・御殿場新5合目〉へ
フジアザミの群生と富士山の雄姿を間近に見たくて、富士山御殿場新5合目口から二ツ塚・幕岩をぐるっと周回してきました。御殿場口は登山者も疎らで閑散としていてTVで放映されている吉田口の賑わいとは大違いです。
御殿場コースの登山道、宝永山、馬の背、頂上を背景にしたフジアザミの大群生は見応えもあり、イタドリ、オンタデも富士山らしく群生していました。スッキリと晴れ渡り何度も立ち止まって絶景を眺めては堪能しまいました。

自然観察会(9月)サガミジョウロウホトトギス
9月の自然観察会で丹沢・行者ケ岳(40座・花)に行ってきました。
登山道が荒れた烏尾尾根を登り表尾根縦走路へ。
絵に描いたように真っ赤なカサに白い外被幕の双子のタマゴタケ。
サガミジョウロウホトトギス目当ての登山者に何人も出会い、お互いに情報交換をして写真も見せ合っていました。しかしながら崖下への踏み跡が明らかに出来てしまった所には写真撮影の登山者の姿も見られ。。。
崩壊地にはビランジ、縦走路にはオヤマボクチ、フジアザミ、ヤブマメ、シロヨメナ、ヤマホトトギス・・・etc.
駐車場近くには種子となってしまったジャケツイバラ、青々と茂るナガバヤブマオ・・・etc.でした。

僥倖と呼ぶべき谷川岳にて
天気に翻弄されましたが、裡なる怯懦を凌駕し谷川へ。眺望絶佳の西黒尾根からマチガ沢と西黒沢の切れ込みを足下に、東尾根と懴悔岩などの聳立する岩の一大伽藍を仰ぎながら頂へ。
8月の少雨で水場は干上がり河川は渇水状態でしたが、熱波晴天で当チームは一生分の汗を掻きました。肩ノ小屋では秋の空が夏の雲を蚕食する季節の変わり目のなか、3パーティーが合流し集中中止を記念写真で購いました。

三股~常念岳~蝶ケ岳 テント泊周回
久しぶりに本格的な大荷物を背負って、ガチな岩稜を含むテント泊山行をしてきました。
三股駐車場で前泊して早朝出発。前常念の手前で突然の土砂降りとなり岩室で雨宿り。その後は雨が降ったり止んだりで岩稜の急登を喘ぎながら常念岳のテント場へ。幕営時にも突然バケツの水をひっくり返したような土砂降り。10数キロのザックを背負っての10時間越えの歩きは疲れました。
常念岳で40周年の記念撮影、蝶槍を越えて蝶ケ岳へ。ガスが掛かって真っ白になったり、一時はスッキリ晴れたり、雷鳥の親子やホシガラス、イワヒバリがハイマツから現れたり。しかしながら7時間以上は掛かってしまった。テントは一等地のと思われる眺望抜群の場所に張ることが出来ました。
テント内から満天の星を眺め、翌朝はご来光を拝み、何度見ても飽きない青空に映える鎗穂の稜線、歩いてきた常念岳を満喫して下山開始しました。

鳥海山・安達太良山
8/24~8/26で、鳥海山・安達太良に行きました。
鳥海山は鉾立山荘に前泊し、4:00出発。象潟~千蛇谷で山頂に立ちました。その後外輪山コースへ。心地良い風の吹く稜線散歩をしながら、登った登山道や鳥海山を眺めました。下山は14:30。10時間半歩き通しました。フェーン現象でとても暑かったです。
安達太良山山頂は多くの登山者で賑わっていました。前回は積雪期でしたので、季節を変えて山行を楽しみました。

アルパイン計画会8月 ワンポイントレッスン
アルパイン計画会8月のワンポイントレッスンのテーマは「タープの張り方」。焚火の熾し方と比肩する渓中泊必須の技術です。張り方はいろいろですが、タープをピシッと張るのが難しい。
周りに「支点となる立木が無ければ」「対面同士支点がなければ」どうるすのか。これは現場で経験を積み重ねるしかないでしょう。見よう見まねでの渓中泊はご勘弁。
また夏場でアブやブヨが大量発生する雪国の沢はタープは避け方がよいでしょう。防虫ネットでは歯が立ちません。

小下沢WaterWalking
安全山行推進部で企画されたWWが裏高尾の堂所山を端にする小下沢で実施されました。8月の断続的な雨で増水していましたが、清冽な流れは変わらず、多くのパーティーで終始賑やか。天然のクーラーで快適なWWになりました。
主旨はバランス感覚を養うため、水流のある不安定な沢床を歩くこと。WWは沢登り未満ですが、小下沢は、小滝あり釜ありナメと盛りだくさん。林道が平行し何時でもエスケープできます。
核心は標高405mにある3m滝でしょうか。シャワークライムのためロープで確保して攀じ登りました。何度かテンションがありましたが、冷水で皆クールダウンできたようです。
標高400mにある枝沢の3段12m滝は水量多くパス。脱渓し灼熱地獄の登山道から景信山へ。下山途中にある水場と八王子の立寄り処は喉が鳴る真のオアシスとなりました。
