十枚小屋
リニア中央新幹線の工事現場の視察を兼ねて、千枚岳に登頂。千枚小屋と別棟に十枚小屋という二十人ほどが泊まれる施設が無料開放されていた。その窓からは富士山が望め、十三夜の月が輝いていた。翌日は山頂を経由して二軒小屋に下山。そこからの道路は大型車両の通行に備えてアスファルトではなくコンクリートで出来ていた。法面の樹木は伐採され、落石防止工事が行われてもいた。椹島ロッジへの3時間の歩行は辛かった。
聖峰~高取山~東尾根(仮称)~いせはらCC
爽やかな秋空の下、聖峰~高取山~東尾根(仮称)~いせはらCCを歩いてきました。
聖峰では眺望を独り占め、高取山周辺にはフユノハナワラビ?オオハナワラビ?の栄養葉が群生していました。自宅に帰って調べてみると鋸葉のギザギザなどからオオハナワラビのような気がするけど…
オオバクサフジやヤマハッカ、トリカブトなど紫色の花が多かったです。
高取山の東尾根はあまり歩かれていないようで獣の掘り返し、登山道崩壊、倒木、ヤブコギで自然に帰ってしまうのでしょか。
沢旅 粟又の滝へ
その日は鋸山から南下し星降るキャンプ場で一夜を。焚火を囲み、微醺を帯びながら満天星を観察しました。翌日養老渓谷へ移動するも秋風はどこへやらの暑い日。1ミリの紅葉もなく粟又の滝を基点に上流と下流を沢靴を履き渓谷歩行で僅かな涼をとりました。
今夏の台風で渓谷遊歩道は抉り取られ一般観光客は通行止め。それでも県内一の落差を誇る粟又の滝界隈は花より団子の観光客も含め賑やか。
帰路近隣にある地磁気逆転の期チバニアンに立ち寄りましたが土砂崩れでまたの機会に。里山が美しい南総里見八犬伝の地を楽しめた週末になりました。
ラピュタの壁へ
稜線がギザギザした日本百低山の一座である鋸山は千葉県鋸南町の一大観光地にバットレスの如く存在します。山の南面は石仏では日本一の大きさを誇る大仏が有名な日本寺があり、北面は古くからの石切り場跡が存在します。
神秘的な空間で「ラピュタの壁」として人気。東京湾を一望できる天下泰平の展望台はお勧め。標高329mを侮るなかれ。両手の使用を強制される急傾斜とアップダウンが続く山道は足腰に想定外の負荷がかかります。
神奈川の久里浜港から東京湾フェリーでの船旅に、金谷港で海の幸に舌鼓すれば記憶に残る、後ろ髪惹かれる充実した一日になることでしょう。
スポーツの日、三連休の大山はとても賑やか
スポーツの日の中日の日曜日に大山に行きました。山は、家族連れ、カップル、子供会の大群、孫とジイジ、バアバ、若者集団と老若男女が大勢登っていました。山頂も激混み、全てのテーブルが埋まっていました。下社でのお参りも長蛇の列。下山後のバス待ちも大行列でした。静かな山も良いですが、賑やかな山も良い物です。
大山でおにぎり食し尾花揺れ
すっかり秋めいてきた大山を歩いてきました。
〈ふれあいの森日向キャンプ場〉から見晴台経由でピストン。
厚さのために遅れていたヒガンバナもすっかり終わり、キャンプ場周辺の林床にはマルバフジバカマの大群生が広がっていました。
登山道にはガマズミやツリバナの赤い実、標高1200mくらいからはエゴノキの薄緑の実が目立っていました。
富士山は頭を雲の上に出し、塔ノ岳や丹沢山の頂上は雲の中でした。
エゾフユノハナワラビ?
昨日に続いて、三ノ塔まで行ってきました。ホトトギスだけではなく、ツリフネソウやヤマトリカブトの花が残っていました。山頂直前の登山道脇で花を観察している人に遇いました。ウメバチソウが咲いていましたが、その横にフユノハナワラビがありました。標高が高いので、エゾフユノハナワラビかもしれないということでした。 冬は花が少ないので、自然保護部主催でシダ類の観察会が行われます。
低山歩き再開
鮎釣りシーズンが終了。竿を仕舞いました。 低山歩きを再開です。まずは大山。ヤマボウシが紅葉し始めていました。山頂の気温は8℃。北からの風が吹き、涼しくなりました。山頂からの展望は無し。ですが足元にはホトトギスが咲いていました。
モルゲンロート
涸沢へ紅葉狩りに行ってきました。ダケカンバは黄色く色づいていましたが、ウラジロナナカマドの紅葉は、これからといった感じ。その代わりモルゲンロートを眺めることが出来ました。イワヒバリが足元を歩いたり、「銭取り、銭取り」と囀っていたメボソムシクイが、目の前の梢にとまってくれたりもしました。そして未明の空にはオリオン座やスバルなどが輝いていました。
秋空はいずこへ
気まぐれ天気に翻弄された先週末。計画中止や変更を余儀なくされた方も多く、悶々とされておられるのではなかろうか。
今回8回目となる沢実践山行も中止となりました。
今夏を回顧すると計画通りに山行できたのは極僅か。転進の繰り返しでした。
…なので定石どおりクライミングジムへ。
今回はメンバーに中学生も加わり、壁を走るように登る姿に圧倒されました。
上昇気流の如くステップアップしたいところですが、体は正直。糠雨の如く1ミリずつ前進するしかないことが改めてわかりました。