花の金時山
グラウスの他のパーティーの花、花、花のヤマレコに触発され同じコースを歩きました。
金時山にこのような花があるとは思いませんでした。
声近くイタツミ尾根にホトトギス
ヤビツ峠からのイタツミ尾根にホトトギスの声が響きます。
緑濃い雑木の中に姿は見えませんでした。
足元には白いヤマボウシの花びらが沢山散り、山中にはノリウツギやヤマアジサイの白い花が目立ちます。
そして山祠の近くには真っ赤なタマゴタケが4株ほど。
山頂では大きなウシガエル(?)にも出会い、何度歩いてもワクワクです。
ホタルブクロは花の中を覗いてみると花柱が一本の咲き始めたばかりのもの、先端が3つに分かれ根元にオシベが萎れているものつまり、これは自家受粉を避けるしくみで、雌雄異熟(しゆういじゅく)と呼んでいます。 両性花ではよく見られる性質で、ホタルブクロのように雄しべが先なら雄性先熟、雌しべが先なら雌性先熟となります。
酷暑の蕨山
新しく買った登山靴エクイリビウムLT GTXの履き心地を試しに蕨山に行きました。高温注意報のもと、急登、岩、急登、急登、岩で、滝汗をかきました。
山頂展望台からは眺めは成長した木に遮られ残念ながら有りませんでした。持参した弁当に舌鼓をうちました。
滝汗後のさわらびの湯はまた格別でした。
源氏の祖城址消滅半夏雨(はんげあめ)
嘗ては源氏の祖が城を築いていたのが山名の由来らしいが今は何もない。
登山口で雨具着用で歩き始めたが大したことなく、眺望が無いはずの頂上・富士山展望所からは富士の姿の一部が垣間見れました。
頂上付近の苔生した痩せ尾根、樹林の中にはツルアジサイの群生、飽きることのない変化に富んだ山行でした。
大菩薩嶺 牛奥ノ雁ケ腹摺山
百名山大菩薩嶺の玄関口である甲斐大和駅は溢れんばかりの登山者で臨時バスが何台も。それでも当方のルートでアプローチする人はゼロでシルクスクリーンの静寂登高となりました。
山名が日本一長い牛奥ノ雁ケ腹摺山。訪れたのは約20年振り。奥底の記憶を回顧しながら時より陽の指す標高2000m弱の山道を歩きました。「花大臣」の講義を受けながら、薫風漂うグリーンバンドの稜線を闊歩。
甲斐大和駅のバス停にトイレが新設された一方で駅前のオアシスだったセブンイレブンは閉店され駅前調達は不可能に。メンバーに恵まれ山中&反省会とも大盛りあがり。楽しい一日でした。
朝霧にカッコウ響く尾瀬の森
二日目、尾瀬赤田代・温泉小屋に宿泊後、裏燧林道経由で尾瀬御池へ抜けて歩きました。
朝霧に包まれた尾瀬の森にはカッコウの鳴き声が響き、清々しい。
尾瀬ヶ原とは違った植生の森に続く登山道は荒廃が著しく、9時には雨が降り出し雨具着用。濡れた木道で滑らないように注意喚起しながら十分にバスの時間に間に合うように到着することが出来て良かった・良かった!
途中には何か所も開けた湿原と清楚な高山植物が励ましてくれました。
イワツバメ飛び交う尾瀬に風そよぐ
自然観察会(6月)恒例の〈尾瀬ヶ原〉に森島さんパーティーと一緒に歩いてきました。「尾瀬と言えばミズバショウとニッコウキスゲだと思わないで欲しい!」との言葉そのもの。ワタスゲ揺れる尾瀬ヶ原にはカキツバタ、サワラン、トキソウ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ・・・etc.数えきれないくらいの草花とたくさんのイワツバメが出迎えてくれました。イワツバメは子育てに忙しく飛び交い、初夏の尾瀬を満喫です。
午後からは森島パーティと別れて大迫力の三条の滝までピストン。ハウチワカエデやオガラバナ、ミネカエデなどカエデ類が多く、紅葉の季節もさぞ素敵だろうと推測できました。
東北遠征 早池峰山
東北遠征二座目は早池峰山。
登山道は岩有りはしご有り、なめてはいけません。
でも、山頂は多くの花が咲くお花畑。とても癒やされます。
ハヤチネウスユキソウ、コイワカガミ、チングルマ等々多くの花を堪能しました。
東北遠征 岩手山
安比から見たどっしりとした山容に行きたかった岩手山に行きました。馬返し登山口から急登を登り、八合目避難小屋に到着すると、そこは素敵な場所でした。
外輪山の山頂への道はザレた滑りやすい急登。これを登り切ると素晴らしい景色が待っていました。
登山道にはオダマキが咲き誇っていました。
お鉢巡りをしながら山頂からの景色を楽しみました。足下にはコマクサが沢山。
岩稜歩行講習 (安全山行推進部)
安全山行推進部主催で年1回実施される岩稜歩行訓練が、巾着田を俯瞰できる日和田山にて総勢11名で開催されました。今年は訓練場所を従前のこども岩から男坂の岩稜帯とその最上部にある岩稜登攀に適した岩場に変更してみました。
登山口にある東屋で基本のロープワーク。男坂入口でヘルメット装着後の微調整と、登攀前の靴紐の結び方をレクチャー後、男坂の岩稜帯へ。手と足の置き方や姿勢に注意しながら昇降を繰り返します。リュックを背負ってと無しでのバランス感覚違いも経験。
日和田山頂で昼食後、男坂の最上部にある高さ10mの岩場でトップロープを2ラインセットしクライムダウンを含め練習。皆さんは徐々に岩場と高さに慣れ最後は美しい姿勢で登り降りされてました。最後に知っていると役に立つワンポイントロープワークで講習を終了。
今回併せて地図読みを実施。事前課題で自作した地形図を片手に、記載された各種マークの意味や複合的状況証拠に基づき現在地を推測する読図法等々組み入れてみました。